写真は大好き!でもなかなかうまくいかない…という方へ。
こんにちは、エリーです。
突然ですが、写真を撮るのはお好きですか?スマホでもかんたんに撮影ができるようになったので、日常的に写真を撮っている方がほとんどだと思います。でも、後から見返してみると、「なんかイマイチだな〜」「ブログにアップするには引きが足りない…」みたいな写真、わりと多くないですか?
そこで今日ご紹介するのが、トーンカーブを使ったかんたんなフォトレタッチです!
撮ったままで美しいのが一番だけど、レタッチを少しばかり覚えるだけでイマイチだった写真が、見違えるように生まれ変わります。
日常で撮りためた写真を、見返してみて下さい。
例えば、お出かけ先で素敵な花を見つけて撮るけどありがちなのが…
こういう、逆光で撮影してしまって、パッとしない写真になってしまうこと。お花の色も暗く、せっかくきれいに咲いているお花が暗いイメージに見えます。
それを、ちょちょっと3分くらいのレタッチを加えるだけで…
こうなります!
全体的に明るくし、花びらのピンクをはっきりとさせました。これだけでもずいぶん違って見えますよね。
さっそくやってみよう!
レタッチのやり方は簡単。今回はWEB上で無料で使えるPIXLR EDITORを使いますので、Photoshopを持っていなくても大丈夫。これから紹介する手順に沿って、ぜひチャレンジしてみて下さい!
STEP.1 PIXLR EDITORにアクセス
今回はPIXLR EDITORを使用しますが、他の画像加工ソフトやWEBアプリでもトーンカーブがあれば同じように加工することが出来ます。こちらの記事で、PhotoshopとIllustratorの代わりに使える無料アプリを紹介しているので参考にしてみて下さいね。
STEP.2 画像を開く
さっそく、加工したい画像を左上の「ファイル」→「画像を開く」で開きましょう。
STEP.3 トーンカーブを使って画像を明るくする
画像が表示されたら、次にファイルと同じ並びにある「調整」のタブから、「トーンカーブ」を選びます。
するとトーンカーブのウィンドウがでてきます。斜めに入った灰色の線が、“右上がりの一直線状態”がデフォルトの状態です。
この灰色の線を、ゆるやかな円弧にしてみましょう。
線上であればどこでも良いので適当なところをクリックし、上下にドラッグしてみてください。上の方にドラッグすると画像が明るく、下にドラッグすると暗く変化するのが分かりますか?!
今回は、逆光で暗くなってしまった対象を明るく修正したいので、上にドラッグします。
そうすると、暗めだった中心のお花が明るくなりなりました!周りもさらに明るくなって、光がきれいな写真になったような気がします。
そう、トーンカーブはこんな風に、右半分が明るい色、左半分が暗い色を操作でき、線を上下に上げ下げすることでより明るくしたり暗くしたりすることができるツールなんですね。それを踏まえて、次のステップへ進んでみましょう。
STEP.4 トーンカーブを動かして画像にメリハリをつける
明るくするだけでもだいぶ印象が変わりましたが、さらに目を惹く写真にする方法もお教えしますね。
先ほど上にあげたポイントから上部分を更に上に、そしてポイントより下部分を下に動かしてみます。カーブを、“S字”に近づけるようなイメージです。そうするとコントラストが上がり、より色鮮やかにパキッとお花が映えました!これは逆に、コントラストが強く出過ぎた写真にも使えます。“S字”とは逆方向にカーブに持っていくことで、落ち着いた写真にすることが出来るんです。
ここまで出来たら、最後は画像のサイズを調整して完成です。「画像」→「画像サイズ」で任意のサイズを入力してくださいね。
他にも、こんなふうに、少し暗いカフェでの写真を明るくしたり、
紅葉や景色の色をはっきりさせたり、
猫のヒゲをはっきりさせたりするときにも、トーンカーブひとつで調整できます。
いかがでしたか?
使うツールはひとつだけなので、ちょっとずついじって、気に入らないときは戻してを繰り返せば、ベストなポイントを探す事ができると思います。
ぜひ写真整理のときに思い出して、使ってみてくださいね。