今年はVRや動画など体験型のアプローチ!?
WEBの最新トレンドを10個にまとめてみました!
こんにちは! omatsuです。
WEBデザインのお仕事をしていたので、最新WEBデザインをチェックすることが日課だったりします。日々変わりゆくWEB業界の動向を探るのは、いろいろな発見もあって、結構面白いんですよ。
そこで今日はWEBデザイナーが押さえておきたいWEBトレンドを10個まとめてご紹介します!
2分割構造!?進化形パララックスエフェクト
パララックスは、複数のイメージ画像のスクロールするスピードを調整することで、奥行きのある立体的な空間を生み出す、アニメーションを得意としたエフェクト。それが最近分割構造で構築するのがジワジワ人気です。ユーザーがマウスを動かすたび、オブジェクトが前後左右揺れる動きがたまりません。
Doomsday Entertainment
ずっと眺めちゃう!リピート系フルスクリーン動画
せっかく作った動画、膨大な製作費を掛けてもユーザーが再生ボタンを押してくれないと全く意味ありません。ということで最近動画再生を促す背景ムービーが大人気。ただし音声が出るような自動再生はユーザーが嫌うのでご注意くださいね。
29Rooms
仮想空間にワープ!360℃のVR体験
巷で話題のVR。Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)と呼ばれる仮想現実の世界を体験することを指します。それがWEB業界でも今年最も注目されているのだとか!360°が見わたせる写真やロールプレイング型のユーザー投稿などゲーム感覚で楽しめるよう。今後のVRの技術進化に期待大です。
I Remember
アワードも開催!?縦レイアウト・縦書きがアツイ!
ウェブデザインとグラフィックデザイン(紙のデザイン)の間には、レイアウトや文字組みの自由度という点で、非常に大きな開きがありました。でも今はCSSで縦書きを表現する事が可能になりレイアウトの自由度が高まっています。やっぱり日本人たるもの、縦書き、縦レイアウトは落ち着きますね。
たてよこWebアワード
ジワジワ系GIFアニメーション
GIFアニメーションに再び注目が集まっているようです。単体でも十分面白いのですが、CSS3のアニメーションと組み合わせて使用するとより相乗効果が見込めます。アニメーション効果の今昔のコラボレーションなんて、まさに今風の表現ですよね。
The Cool Club.
まるでタイプライター!ユニークなテキスト出現
このサイト、文字の出現やマウスオーバーのアクションなど、とにかく逐一かっこいいんです。特に「キャー」っとなったのは、下層ページのタイプライターのような文字の出現。裏側をのぞいたら本当に驚きます。エンジニアさんの汗と努力の結晶です。
株式会社スタジオ ディテイルズ
見た目も裏側もスゴイ!書体解体アニメーション
見た目のインパクトもさながら、裏側も相当です。なんと書体をハネ、ハライなど、ひとつひとつ分解して、細かく動きを仕掛けている手の込んだ手法。ダイナミックなフォントのアプローチはいま人気の手法ですが、アニメーションを入れることで文字が活きますね。
株式会社PLAN-B2018年新卒採用サイト
アナログとデジタルを融合した3D表現
最近Googleはシンプルなままに、立体性を表現するマテリアルデザインを推奨しています。フラットデザインの良さも保ちつつ、今後はマテリアルデザインがWebデザインの主流になりそう。特に今年は、3D的表現を用いた美しい幾何学模様やパターンを利用したサイトが注目を集めそうです。
Creative Studio & Artist Representation – Hugo & Marie, NYC
昔流行った!インタラクティブ広告
ユーザーが能動的にアクションすることによって従来のマスメディアではできなかった深いコミュニケーションが取れるインタラクティブ広告。ユーザー体験型のエンターテイメント性の高いアプローチです。スマホゲームのようにブラウザ上で楽しんだ後、SNSでスコア投稿するなど、今どきの展開が期待できそう。
Secure the Bag
不文律を打破するタイポグラフィー
昔は書体の決まりごとが大変厳格で、直線上に文字を配置しないなんてことはありえませんでした。でもWEBでも紙でも表現は自由です。空間を広げたり、スライスしたり、違ったフォントを混ぜたりと、常識の打破にチャレンジすることはとっても大事。
実はわたしたち箱庭編集部が所属しているRIDE MEDIA&DESIGNのWEBサイトがリニューアルして新しい装いになりました。「個が輝けるクリエイティブ・クラスカンパニー」を理念に掲げる表現としてタイポグラフィーで遊んだビジュアルです。WEB制作やメディア運営など、いろいろな事例も掲載されているのでぜひ覗いてみてね~。
こうやって見てみると、新旧いろんなWEB技術が並ぶ楽しいラインナップ。ファッション同様、やっぱり流行は巡るもので、一周回って真新しさを感じるのかもしれませんね。あとデザイナーやエンジニアの汗と努力、細かいところにこだわりを感じるサイトはやっぱり目に留まります。
今年もたくさんの面白いWEBサイトに出会えるといいな!2017年もWEBの動向から目が離せません。