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2017年賀状 vol.3|金インクからARサービスまで登場!? レトロ印刷JAMでつくる、こだわり年賀状

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紙やインクも自由に選べる!こだわりの年賀状をつくる印刷実験レポート。

紙やインクも自由に選べる!
こだわりの年賀状をつくる印刷実験レポート。

こんにちは。Keinaです。
グッと寒くなり、コタツとみかんの似合う季節になってきましたね。
気づけば、2016年も残すところあと1カ月ほど。。
忙しくなる前に年賀状を仕上げたいところですね。

今年の箱庭編集部の年賀状は、「箱庭デザイン年賀状2017」 のおかげで、
すぐにデザインできる状態なので、ずーっと前からやってみたかったことのひとつ、
レトロ印刷JAMで年賀状を印刷することに挑戦することにしました!

年賀状は1年のはじまりに送る大事なあいさつ状。
デザインはもちろんですが、手に取った紙から伝わるぬくもりって確実にありますよね。
紙モノや雑貨好きは、ザラザラ感、ツルツル感など触ったときの質感にとても敏感で、
わたしも手触りのいい紙を手にすると、ついつい質感を確かめたくなるタイプです。
だから、紙の手触りにも気持ちを伝える力があると思うので、
今回は、おもしろい紙やインクが自由に選べるレトロ印刷JAMさんにお願いしました。

年賀状デザインは、箱庭デザイン年賀状2017素材集を使って、
「飾りたくなる年賀状」をテーマにデザインしました。
イラストのある表面はシンプルに、宛名面にメッセージが記入できるようつくりました。
さっそく原稿作りの流れからご紹介します。

原稿作りから商品到着までの流れ

STEP1. 原稿作り

レトロ印刷JAMの印刷はオフセット印刷ではありません。
そのため、データのつくり方や注文の仕方等、他社とは少し異なります。
テンプレートページから、注文する印刷にあったテンプレートを選び、
illustrator or Photoshopのどちらかお好きなテンプレートをダウンロードし、原稿をつくります。
STEP1. 原稿作り
今回は、illustratorで制作しました。
原稿の作り方は、こちらのページに詳しく紹介されています。

STEP2. WEBサイトから注文

価格表ページ上部の 『注文はこちら』ボタン から、注文フォームを開き、
注文内容・オプション加工等ご記入いただき、送信してください。
STEP2. WEBサイトから注文

STEP3. WEBサイトから入稿

注文フォーム内の外部リンク『デカメール』を開き、
必要事項をご記入していただき、データをアップロードしてください。

STEP4. スタッフがデータに不備がないかチェック

レトロ印刷JAMのスタッフが印刷可能なデータかチェックします。
注文後にメール、留守番電話のチェックをしましょう。
データに問題がなければ、「データチェック完了メール」が届きます。
データに不備がある場合は、直接連絡があり、不備内容を説明してくれるので、
データ修正後に再入校します。

STEP5. 受付日・発送予定日が確定

「データチェック完了」メールが届いた時点でご注文完了となり受付日・発送予定日が確定します。

STEP6. 印刷工程

最短で翌日~1週間程度で仕上がります。

STEP7. お支払

代金引換、銀行振込、来店引き取りでお支払い、の3つの方法からひとつ選びます。

STEP8. 発送・到着

完成した印刷物が手元に届きます。
仕上がりや部数などが合っているかを確認しましょう。
お荷物の伝票番号は【JAM・データチェック完了のお知らせ】メールに記載されています。

今回、印刷実験した3つの印刷方法

【1】ツヤっと立体的にプリントできる「ツヤプリ」で印刷

ツヤプリ印刷とは、印刷面に樹脂パウダーを付着させ、
熱処理を施し立体的なテクスチャーに仕上げるバーコ印刷のこと。
ツヤツヤの立体感のある印刷は、ついつい撫でてしまいたくなります。
※モダンクラフトのみツヤプリできません。

【1】ツヤっと立体的にプリントできる「ツヤプリ」で印刷
サイズ:レトポ 100×148mm
紙の種類:しらす(表面の「しろ」のみツヤプリ可能)
インク:【おもて面】 シトロン 【うら面】 緑
素材集:箱庭デザイン年賀状2017素材集

【1】ツヤっと立体的にプリントできる「ツヤプリ」で印刷
サイズ:レトポ 100×148 mm
紙の種類:しらす(表面の「しろ」のみツヤプリ可能)
インク:【おもて面】白 【うら面】 緑
素材集:箱庭デザイン年賀状2017素材集

白い紙に明るい色のインクでツヤプリし、淡いお花のデザインにしました。
白い紙に明るい色のインクでツヤプリし、淡いお花のデザインにしました。
パキッとコントラストの強い色合いもいいけれど、淡くてぼんやり見入ってしまう色も好きです。
印刷面が盛り上がり、ツヤのある立体的な仕上がりに。
ツヤツヤなインクの触り心地ったら最高ですよ!

白インクバージョンは、ツヤプリされていないところを水彩絵の具を使って、
ぬり絵のように塗ってみたら、全然違う印象になりました!
白インクバージョンは、ツヤプリされていないところを水彩絵の具を使って、
ぬり絵のように塗ってみたら、全然違う印象になりました!
色落ちを防ぐ機能を持っているからこそできる遊びですね。

【2】 上品な華やかさをプラス!憧れの「金インク」で印刷

デザイナーなら一度は使ってみたいゴージャスな金インク。
すごくかわいいけれど、実はインク落ちが激しく、ちょっとクセのあるインクです。
今回は、線画のデザインで使用したので、インク落ちはほとんどありませんでした。
線画のイラストと金インクは相性がよかったです!
※金のインクはおもて面、うら面のどちらか一面のみで使用可能。
【2】 上品な華やかさをプラス!憧れの「金インク」で印刷
サイズ:レトポ 100×148 mm
紙の種類:はんくろ(表面が黒く、裏面が灰色の紙)
インク:【おもて面】金 【うら面】白
素材集:箱庭デザイン年賀状2017素材集

生まれてはじめて金インクで印刷しました!
生まれてはじめて金インクで印刷しました!
シンプルな線画イラストと金インクの組み合わせが新鮮です。
今回は金1色でしたが、次回は金色にいくつか組み合わせて印刷してみたいな。

【3】 印刷に魔法がかけられるARサービス「マジカル」と組み合わせる

「マジカル」とは、マジックとARを繋ぎ合わせた造語で、
magic + AR = magicAR = マジカル!

ARとは、アプリで印刷物をスキャンすることにより、
動画や画像をスマートフォン上に映し出すことができる、魔法のようなシステムです。
マジカルは、これを自分でつくれるレトロ印刷JAMの新サービスです。

【3】 印刷に魔法がかけられるARサービス「マジカル」と組み合わせる

アッと驚かせたい年賀状をつくりたいひとにおすすめのサービス。

ARというと、個人でつくれるイメージがなかったので驚きました!
しかも、スキャンする印刷物自体は、読み取りやすい絵柄を意識しつつも、
好きなデザインでつくれるところが取り入れやすくて嬉しいです。
過去にレトロ印刷でつくった印刷物をマジカルに対応することもできるそう。

マジカルのサービスを使うと、3つのことができます。

マジカル+動画

読み取ると紙の中がいきなり動きだすおもしろい仕掛け。クロマキー動画にも対応。
ファイル形式:MP4 容量:1分 ※20MB以内 1件の注文につき動画1つ

マジカル+画像

ファイル形式:JPEG・PNG 画像推奨サイズ:16:9の画像比率で、最低1800×1000px
1件の注文につき画像10枚まで

印刷+WEBリンク

読み取って直接WEBサイトに飛ばすことができるので、アドレスを打ち込む必要なし!
メッセージも入力できるので、アクセスもしやすくなります。
QRコードと違い、ARはデザイン自体を読み取ってくれるのもGOOD!

マジカルの注文の流れ

STEP1. 印刷注文

レトロ印刷で印刷物を作ります。
インクの色や紙によっては、読み取りができない場合があります。
マジカルをご利用予定の場合は、「試し刷り」をしてからのご注文を強くおすすめします。
マジカル用の年賀状は、厚紙で印刷しました。

マジカル用の年賀状は、厚紙で印刷しました。e size-full wp-image-33933″ />サイズ:レトポ 100×148 mm
紙の種類:エースボール
インク:【おもて面】黒・朱 【うら面】黄土
素材集:箱庭デザイン年賀状2017素材集

カモメが赤い実を運んでいる、ほっこりイラストにしました。
カモメが赤い実を運んでいる、ほっこりイラストにしました。
鳥の線画イラストは、お花などと組み合わせると様々なデザインがつくれますよ。
読み込みやすさを意識して、シンプルなデザインに仕上げました。

ご注文フォーム内の「オプション加工」の項目で「マジカル利用予定」にチェックを入れておくと、COCOAR2で読み取れるかも踏まえてデータチェックをしてくれます。
ご注文フォーム内の「オプション加工」の項目で「マジカル利用予定」にチェックを入れておくと、
COCOAR2で読み取れるかも踏まえてデータチェックをしてくれます。
マジカルをご検討される方は必ずチェックしましょう。

STEP2. マジカル注文

印刷物が届いたら、次は「ONLINE OMISE」から「マジカル」を注文します。
注文後に詳細と入稿案内をお知らせするメールが届きます。
STEP2. マジカル注文

STEP3. 入稿

今回は、読み込んだときに表示される画像1枚と
オリジナルフレームで写真が撮れるようフレーム画像3枚を用意しました。

STEP3. 入稿
【1】最初に表示される画像 JPEG / サイズ:1298×1920px
【2】~【4】アプリ内で写真が撮れるオリジナルフレーム画像 PNG(透過) / サイズ:1000×1800px

必要な情報を記入・配信期間を設定して、データを入稿します。

◆入稿に必要なファイル
・印刷物(スキャンデータもしくは写真)
・動画もしくは画像(読み取ったら表示されるもの)
・マーカーサンプル(読み取る印刷物の位置)

◆動画の場合
1件につき1つ(1分程度で20MB以内のもの)ファイル形式はMP4です。

◆画像の場合
1件につき最大10枚まで登録可能。ファイル形式はJPEGもしくはPNGです。
表示する順番がある場合は、ファイル名に番号をふってください。

◆WEBリンク
WEBリンクは、動画・画像どちらにも設定できます。

STEP4. 配信開始

データチェックをして、問題がなければデータチェック完了のメールをお送りします。
入金確認後、開始日からCOCOAR2で読み取れるようになります。

STEP5. 魔法を読み取るためのアプリ「COCOAR2」をダウンロード

マジカルは、「COCOAR2(ココアル2)」というARアプリをダウンロードすると、読み取ることができます。
スマートフォン・タブレットでダウンロードしてください。
App Store
Google Play

STEP5. 魔法を読み取るためのアプリ「COCOAR2」をダウンロード

実際に読み取った動画がこちら


4枚目の鳥のフレームは、鳥の色が透過PNGになっていて、
自分で好きな景色や色をカメラで切り取って、自分だけの鳥の模様がつくれるような仕掛けにしました。
アイデア次第で、いろいろ遊べそうです。

あなたも今年こそ、こだわり年賀状つくってみませんか?

レトロ印刷JAMは、50枚から印刷可能なので、
少しだけ印刷したい方や何種類か印刷したい方に優しいですね。
今回、印刷に協力してくださったレトロ印刷JAMさん、ありがとうございました!

いまから3種類の年賀状を送るのがたのしみです。
もういくつねるとお正月~!

    ◆取材協力

    レトロ印刷JAM


    営業時間 10:00~19:00(年末年始のみ休み)
    TEL 06-6225-8186
    〒531-0072 大阪市北区豊崎6-6-23

    [最寄駅]
    地下鉄御堂筋線「中津駅」2番出口より徒歩約10分
    阪急宝塚線「中津駅」から徒歩約13分
    阪急梅田茶屋町口から徒歩約16分
    JR大阪駅から徒歩約25分

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    ※パソコン上の色味と実際の印刷色が異なる場合があります。
    ※一部PNG形式を対応していない年賀状ソフトもございます。
    よく確認してからダウンロードデータをお買い求めください。
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