デザインソフトを持っていなくても大丈夫!
Wordでデザインが出来ちゃうんです!
こんにちは! omatsuです。
お店をはじめるとき、必ず用意するであろう「ショップカード」。
「世界の布と雑貨のお店&JOURNEYのつくりかた vol.07|紙モノのデザインをつくる」の記事でも紹介されていましたが、ショップカードって、出会う人に渡したり、近隣のお店に置いてもらえたりと、人とお店を繋ぐ大事な役割をしてくれるんですよね。
”いざショップカードを作ろう!”と思っても、プロのデザイナーさんが使うAdobe Illustratorを持っていなければ、作り方自体よく分からない。
でも予算の都合などで自分で作らなければならず、「どうしたらいいのやら・・・」と、頭を抱えているオーナーさんも少なくはないはず。
そこで、今日はパソコンに入っているMicrosoft Word(ワード)を使った簡単なショップカードの作り方をご紹介しちゃいます!
制作の前に用意するモノ
まず制作する前に準備しておきたいのが、名刺サイズ用に切り込みが入っている専用用紙。
自分が用意した型番をWordに設定する作業があるので、これがないと始まらないんです。
この専用紙は、文房具店や家電量販店などでゲットできますよ。
では早速ショップカードを作っていきましょ~!
名刺サイズ用のレイアウトを準備する
一般的な名刺のサイズ(55 x 91mm)にレイアウトできるよう、Word上でフォーマットを設定します。
まず、「差し込み文書」タブ、[作成]グループの、[ラベル]をクリック。
自分が準備した名刺用紙の型番を設定したいので、[オプション]ボタンをクリック。
[ラベルの製造元]で、名刺用紙のメーカーを選択。
さらに[製品番号]で用紙の型番を選択し、[OK]ボタンをクリック。
ちなみに、メーカーや製品番号は、買ってきた名刺用紙のパッケージに書いてあります。
ただ買ってから驚いたのが[製品番号]に型番がない・・・!(新しい商品だったからかな~。笑)
でも規格サイズが一緒であれば、似たようなタイプを選択しておけば大丈夫!
[ラベル]で名刺用紙が設定されたことが確認し、[新規文書]ボタンをクリックすると・・・
名刺プリント用のフォーマット準備が完了~!
さて、ここからが本番です!
ショップカードのデザインを作っていきましょ~!
ショップカードのデザインをする
今回はサンドイッチ屋さんのショップカードを想定して、haconiwa DESIGN STOREで販売中のサンドイッチの線画イラストを使ってみました。
ドラッグ&ドロップで、イラスト素材を簡単に取り込むことができます。
画像を選択した状態で、端っこをつまみ、サイズ調整をしていきましょう。
イラストを選択し、「ホーム」タブ、[段落]グループで[中央揃え]にします。
ちなみに店名のフォントは、Marketing Scriptというフリーフォントをチョイス。
余白は[改行]を入れて、フォントサイズで高さの調節しましょう。
最後に、ピクニックを演出するため【水彩】ライン の山イラストを入れてみました。
デザインが整ったら、他の枠にペーストしていきます。
あとはプリンターに用紙をセットして、印刷ボタンを押せば・・・
ショップカードプリントの出来上がり~!
フォーマットの通り、ピッタリ枠内に収まってプリントされました!
A-ONEの専用紙は切り込みが入っているので、プリント後はサッとはがすだけ!
必要なときに、必要な分だけ、プリントしたい方にはオススメです。
裏面印刷もできるので、地図や営業時間と定休日、ホームページやSNSのリンクも載せておくと親切ですよ。
テキストボックスでより自由なレイアウトに!
左右に要素を配置するような自由度の高いレイアウトをする場合は、「挿入」タブ、[テキスト]グループで[テキストボックス]をクリック。
[テキストボックス]を利用すれば、好きな位置に文字要素を配置することができます。
結婚式のペーパーアイテムにも
ショップカードの他にも、結婚式の席札や、招待状に添えるメッセージカードにもオススメ!
水彩コレクションのフレーム素材を活用すると便利ですよ。
ちなみに使用したフォントは、左が「Wicked Grit」、右が「Mistral」。
パソコンとプリンターさえあれば、誰でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてね~。
デザイン素材をお探しの方におすすめ
箱庭がつくるデザイン素材のお店「haconiwa DESIGN STORE」
「haconiwa DESIGN STORE」は、Webサイトやブログ、ショップカードやDMなどの販促物、PowerPointの資料づくりなど、さまざまなデザイン制作物をたのしく演出する、商用フリーの手描きイラスト素材が買えるオンラインストアです。