こんにちは!箱庭編集部です。
今回は、先月箱庭のガッコウが記念すべき初東北へ出張をしてきた「三沢さんぽ2016」の様子を、前編・後編にわたってレポートします。
今回の前編では、2月19日(土)の夜に実施された講演会、そして20日(土)・21日(日)の2日間に渡って開催されたキュレーション・写真講座と、盛りだくさんだった3日間の流れをご紹介したいと思います!
三沢市ってどんなところ?
三沢市は、青森県の太平洋側にある町で、東京からは新幹線で八戸駅へ行き、青い森鉄道に乗り換えて少しいったところ。空からは三沢空港があるので直接三沢市へ行くことも出来ます。
三沢といったら、米軍基地の街。基地周辺にはアメリカンバーがたくさんあり、ところどころにアメリカンな雰囲気が感じられます。
その一方で、日本のレトロなスナックの看板も混在していて、カメラに収めたくなる街角がたくさん!
(暖冬で凍らない小川原湖での幻想的なカヤック体験)
もちろんそれだけではありません!青森で一番大きな湖・小川原湖があり、美しい自然に触れることが出来ます。それもあってかアウトドアやBBQが盛んに行われていたり、三沢ならではの美味しい海の幸も味わえたりと、一言では言い合わらせない魅力のある街なんです。
三沢の魅力を発信するプロジェクト「三沢さんぽ」
そんな三沢で開催されている「三沢さんぽ」は、三沢の魅力をもっと発信しよう!というメンバーが集まって、おすすめスポット・情報をfacebookで発信するプロジェクト。
◆三沢さんぽfacebookページ
この「三沢さんぽ」は、「盛岡さんぽ」をもとに作られたのですが、「盛岡さんぽ」は箱庭のガッコウ卒業生・浅野さんが立ち上げたものなんですよ!
2015年に第一回が開催された「三沢さんぽ」ですが、今年また第二回が開催されることとなり、ご縁あって箱庭がゲストとして呼んで頂けることになったのでした!(三沢のみなさま、ありがとうございます!)
2/19(金)「箱庭」講演会からスタート!
今回三沢に出張したのは、ケーナ編集長とシオリです。二人が三沢に到着した初日は金曜日。
19時から講演会という形で、箱庭についていろいろとお話させて頂きました。
ラジオパーソナリティや司会等でご活躍の楳内有紀子さんの司会のおかげで、終始明るい雰囲気でトークが進みました。
一通りこちらからのお話をさせて頂いた後は質疑応答の時間があったのですが、その場の流れで参加者さんが一人ずつ順番に質問することに!
それが自己紹介代わりとなり、デザインに興味があるという方、公務員をされている方、まさに地域の魅力を発信する活動をされている方など、みなさんの活動内容を知ることが出来たので、私たちにとっても嬉しい流れでした。
質疑応答の後は、箱庭が持ってきた東京土産のおやつを食べながら、フリートークタイム。
この日のためにお持ちしたのは、銀座に本店のある松崎煎餅。昔ながらのほんのり甘いおせんべいに、季節の絵柄がとってもかわいいこちらのお菓子。東京土産にオススメなんです。
かわいくて美味しいお菓子を食べながら、名刺交換をしたりインスタを見せ合ったりと、箱庭メンバー含めて参加者みんなで交流して、楽しい時間はあっという間に終了しました。
2/20(土)は、2日間にわたるキュレーション・写真講座の一日目!
土日は2日間たっぷりかけて行う「キュレーション・写真講座」でした。
一日目は講義形式、二日目は一日目で勉強したことを踏まえての実践編で、お店への取材を含めたカメラ散歩へ出かけます。
一日目の講義は、箱庭のガッコウの資料を使って、情報の集め方や発信するときのコツをご紹介。
箱庭がこれまでやってきたことがギュッと詰まった内容になっているので、数時間で網羅するには大変だったかもしれませんが、みなさん頑張ってついてきてくれました!
この日もおやつタイムで一息。浅草の人形焼きをお持ちしました。これがほんとにかわいい!
食べる前にしっかり写真に収めてから、美味しく頂きましたよ。
最後に、翌日の取材内容をディスカッションして、一日目が終了。
2/21(日)は、キュレーション・写真講座の二日目。お店取材・カメラ散歩へGO!!
いよいよ、私たちも楽しみにしていた三沢のお店取材&カメラ散歩の日。
お店への取材内容を用意したり、写真を撮影するポイントを考えたり、準備が出来たらいよいよ三沢の街へ繰り出しました!
(カフェ マティエール イケザキ スカイプラザ店さんにて)
(サンブラザー刺繍さんにて)
取材では、ランチがてら三沢名物「エアフォースバーガー」を販売する「カフェ マティエール イケザキ スカイプラザ店」へ行き、その味の秘密や名物が生まれたきっかけなどを伺ってきたほか、ワッペン刺繍のお店「サンブラザー刺繍」へもうかがって、普段目にすることのない刺繍の機械が動いているところを見せて頂いたり、三沢でのお仕事の日々についての貴重なお話を聞かせて頂いたりと、三沢の魅力を深く感じる体験になりました。
ワッペン屋さんでは、なんと箱庭オリジナルワッペンも作って頂きました!ありがとうございました!
取材の合間には、もともと線路があったと言われる米軍基地との境界線に走る道(フレンドシップロード)を歩いたり、三沢から飛び立ち世界で初めて太平洋を横断したという「ミス・ビードル号」の看板やオブジェを街中に発見したりしながら、わいわいカメラ散歩をしました。楽しかった!
(ピースではなく、三沢の“三”になってます!)
取材・カメラ散歩を終えたあとは、一日を通して印象に残ったところを記事にして発表です!
それぞれ目の付け所が違ったり、個性あふれる文章で魅力を語っていたりで、参加者さんそれぞれの三沢が表現出来ていたなぁと思います。
ここで作られた参加者さんの記事は、今後「三沢さんぽ」facebookページで随時更新していくそうです。
三沢にご興味持たれた方は、是非チェックしてくださいね!
楽しい時間は早いもので、あっという間に過ぎてしまった充実の3日間でした。
でも、この3日間では満喫しきれなかった三沢の魅力は、まだまだたくさん残されています!
三沢で出会ったみなさんの温かさに、東京に戻るときはちょっぴり寂しい気持ちでした。みなさん、本当にありがとうございました!
必ずまた遊びに行きます!
私達が三沢で撮影した写真は、箱庭やそれぞれのアカウントのインスタグラムでアップしています!
#三沢さんぽで検索してみてね!
後編では、最終日の取材・カメラ散歩の様子をさらに具体的にレポートしたいと思います!
◆三沢さんぽ2016
主催:三沢市
企画:hati style